【卒業レポート】復職後も楽しく働くために身に着けた「言語化能力」と「思考力」

参加者の声

こんにちは、育休スクラ運営事務局のナカシマです。
育休スクラでは、修了時に「卒業レポート」をまとめ、修了式に発表します。
講義を通じて学んだもの、今後のキャリア、仲間への想いなどを中心に、自由に発表していただきます。
育休スクラで学んだ受講生が得たもの、感じたものは皆さんそれぞれです。
今回は、2期生久保田祐佳莉さんの卒業レポートをご紹介いたします。

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久保田祐佳莉さん


食品メーカー勤務。
二人目の育休中に参加。復職後のことをイメージされながら「自分事」として講座内容をとらえる姿勢が素敵でした。

育休スクラで学んだこと まとめ


私は言語化能力が乏しく苦手意識がありました。また、育休復帰後も職場のみんなとより前向きに働きたいという思いも持っていました。この2つを補うために思考力を上げたいと考え、そのために育休スクラを受講しました。
改めてふりかえると、思考力を上げるためには「対話」が重要だということを感じています。
私が学んだ3つの「対話」についてここにまとめたいと思います。

「自分との対話」
1人目育休復帰時には自分の制約や周囲の環境だけに焦点をあてていて、“どうありたいのか”という視点がなかったなということに気付かされました。
ありたい姿が起点にあることで、ではどうしたらいいのか、そのために工夫できることは何か?というところへも軸へとつながります。
軸を作るためにも、「自分の価値観」や「仕事へのやりがい」など、自分と向き合う対話が必要だということを学びました。
講座でのケースを自分ごとに落とし込むことで、自分なりの考え方や行動を考えるための練習にもなりましたし、よくなった状態を想像するとワクワクするという自分にも気付くことができました。

「相手との対話」
メンバーとのディスカッションや後半科目で対話を重ねることで、言語化能力や思考力が鍛えられたと思います。
相手との対話により、自分が何を考えているのかが、より明確になっていきました。
それと同時に、相手の考えを知ることで、「こんな考えもあるのか」という発見があり、業種も職種も違う多様なメンバーの多様な考え方に触れる貴重な機会になったと思います。

「会社との対話」
1人目育休復帰時には学びを職場で活かせなかった、という思いがありました。
それはなぜかと考えると、自分はこうだ、という視点ばかりだったからだと気づきました。
上司や同僚が本当に必要としていることや、会社のこと、仲間と一緒にやるということにまで考えが及ばず、独りよがりになっていたからだと思います。会社の現状や上司の考えを知るためにも、やはり対話することが大切だと気付くことができました。
そして、自分の半径5mからより働きやすい職場にしていくためにも、自分の得たことを発信し、共感してくれる仲間をつくり、まずは一緒に小さな成功体験をつくっていけるようになりたいと思います。

今後のキャリアビジョン・ありたい姿


・「制約がある人もそうでない人も、お互いの気持ちを尊重し合い、助け合いやりがいをもって働ける職場」づくりのために貢献したい。
・人としての成長が大事、だから私は仕事を続けたい。

自分へのコミットメント


・スクラでの学びをもりこんだ復職計画を立てて家族や会社と共有をする。
・自信・勇気・ワクワクを持った状態で復職する。
・育休は「キャリアや人生を見直す期間であり、両立生活のための準備期間」という想いを職場へ伝え、共感者を一人でも多く見つける。

メンバーへのメッセージ


自分の意見を発することで意見を拾ってくれたり、壁打ち相手になってくれる人がいる。
そういう安心した場で継続して学べることのありがたさを実感していました。いろんな考え方や価値観に触れるきっかけをくださり本当にありがとうございました。
ディスカッションだけでなく、チャットでのやりとりや、slackでのやりとりなどいろんな形でつながりを持てたこともありがたかったです。これからもよろしくお願いします!

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2期が始まってすぐに「講座内でチャット機能をもっと活発に使ったらどうでしょうか?」と提案いただいたのが祐佳莉さんでした。
今では育休スクラ講義にとって欠かせないコンテンツのひとつです。
「もっと良くしていくには何が出来るか?」という祐佳莉さんの真摯な姿勢が、そんなアイディアにも表れています。
復職後もきっと職場や仲間に対して、真摯に向き合っていかれるんだろうなと事務局一同確信しております。

育休スクラでは、セミナーや説明会などを随時開催しています。
詳しくはコチラをご覧ください!

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